必見!最近よく耳にするコーチングとは?

「コーチングって最近よく聞くけどなんだか胡散臭い」「特に教えてもらいたいことがないから必要ない」なんて思っていませんか?
「コーチングってなんとなくわかるけど、それってコーチから教わるからコーチングなんでしょ?」と聞くことがよくあります。というか最初に伺うとだいたい皆さんそのようにおっしゃいます。私もそうでした。
ですが実際はそれは違った認識になります。
では「コーチング」とは何なんでしょうか。
一言でいうとコーチングとは一種のコミュニケーションスキルの一つで、相手が主体性をもって行動できるように気付きを与えるもののことです。
ではその「コーチング」について詳しく書いていこうと思います。
目次
- ○ コーチングって何?
- ・ティーチングについて
- ・コーチングとは?
- ・コーチングとティーチングの違い
- ○ コーチングの魅力とは!?
- ・コーチングってどんな人に必要?
- ・どうしてコーチングが必要なの?
- ○ まとめ
コーチングって何?
「コーチング」ってなに?と聞かれたときあなたは何と説明しますか?
コーチングって聞いたことあるけどいまいち上手く説明できない。コーチが教えるからコーチング。
つまり簡単にいうと誰かが教えることがコーチング。と解釈していませんか?
実はそれ「コーチング」ではなく「ティーチング」と言われるものなんです。
「教える=Teach」 つまり先生やコーチからでも教わるということは「ティーチング」になります。
コーチングを知るためにまずは次の役割について知る必要があります。
・ティーチングについて
・コーチングについて
・コーチングとティーチングの違いについて
まずはこの3つについて詳しく見てみましょう。
ティーチングについて
冒頭で説明しましたがティーチングとは教えるです。もう少し詳しく説明しますと、自分が持っている情報や経験などを相手に教える、指示をすることを言います。答えを与えることで素早く行動へ移せるメリットがある反面、指示待ち人間を作ってしまうデメリットがあります。
以下に他にもあるティーチングによるメリット/デメリットの例を紹介します。
メリット:・スピーディーに行動に移せる
・早く結果につながる
・選択肢や引き出しを作るのに最適
・相手との上下関係を作れる
デメリット:・自分で考える機会を失う
・指示待ち型、受け身な人間になりやすい
・他責にしがちで管理されないと動けない
・自分の強みを発揮しにくい環境になる
またティーチングは「強制/脅迫」の指導になります。
例えば「ミスをした分だけ走らされる」「点数が悪かったら怒られる」だから頑張る!というような「いやなものを避ける」状態を脅迫による行動強化といいます。
嫌なことを強制されているのでその期間は行動するようになりますが、無理やりにやっているので期間が終わるとやらなくなる、やる気がなくなるといったことになります。
まとめますとティーチングとは、「短期的な結果につなげる」という面では効果を発揮するが、「長期的な人材育成」という面では指示待ち人間を作ってしまうリスクのある、会話の流れが一方通行のものがティーチングと言われるものになります。
コーチングとは?
日本における「コーチング」はスポーツにおいて何かを教わることだと認識されがちです。
冒頭でも少し触れましたが、コーチングだと認識しているそれは「ティーチング」になります。
本来の「コーチング」とは相手の目標達成に繋がる気付きや主体的な行動を引き出すためのコミュニケーションスキルのことを指します。
相手がビジョンや目標達成をするために、個人の強み、価値観、成功体験に気づかせ、その人が持っている能力と可能性を最大限に輝かせていくものです。
では、どのようにして引き出していくのか。
この答えはシンプルで、相手を認め、質問をする中で相手自信が自分で考え、発言することによって主体性や行動、モチベーションを引き出していきます。
つまり答えは常に相手自身の心の中にあるので、その答えを引き出すために、相手を理解し、発言をくみ取ったうえで話を聞いていくことが大切になります。
コーチングとティーチングの違い
おそらくここまでお読みいただけた方は「コーチング」と「ティーチング」の違いについてなんとなくご理解いただけたかとは思います。
ティーチングはこちらが持っている答えを相手に教える事で。
それに対してコーチングの特徴としては、相手自身が持っている答えをこちらが教えるのではなく、質問をし、発言してもらう中で自身の気持ちに自分自身で気づいてもらうとこと。
メリットとしては
・自分の強みや経験が活かせる
・自分で考え、行動する能力が身につく
・モチベーションを高め、自責で行動ができる
・相手と信頼関係が作れる
デメリットとしては
・能力や、気持ちが低い場合は行動に移せない
・行動までに時間がかかる場合がある
・人材育成に時間がかかる
といったことになります。
ティーチングがだめ、コーチングがいいといったことではなく、場面場面に応じた使い分けが非常に重要になります。その違いを理解していることはコミュニケーションをとる中では非常に有効なものになるでしょう。
コーチングの魅力とは!?
コーチングがどのようなものかはお判りいただけたかと思います。
ではそのコーチングがどうして必要なのか。どんな人に必要なのか。
私には必要ないと思っている方でも必要であるケースや受けることで今よりも1段間ステップアップする可能性を秘めています。
そんな魅力のあるコーチングについて以下の2つの視点から深堀していきましょう。
・こんな方におすすめ!
・どうしてコーチングが必要なのか
コーチングってどんな人に必要?
自分の中でビジョンや目標があり、そのために向けて行動している人は少なくないと思います。また、今の自分を変えたい、やりたいことを見つけたいと悩む人もいると思います。更には、仕事で結果が出ないと悩んでいたり、人間関係で悩んでいたり。
その人たちの中で自身で解決策を見つけて具体性をもって行動できている人がどれだけいるのでしょうか。
例えば、目標はあるけどやることが中途半端になっていたり、最初はモチベーションが上がって行動してたけど、今は下がってて動けていない。最終的に結局モチベーションが完全になくなり、あきらめたり。
なんてことはないでしょうか。
正直なお話、自分もコーチングに出会うまではモチベーションの浮き沈みが激しくあきらめることも多かったです。
人間関係で悩むことももちろんありました。
ですが、最近は違います。私自身コーチングを学び受けることで、するべきことが明確化され、どのようにしたら達成できるのかが見えている状態です。プラスアルファ考え方や物事の捉え方が変わり、生活自体が楽になりました。
まとめるとコーチングはこんな方にお勧めします!
・近い将来、大きな決断があると感じている方
・やるべきことをはっきりさせたい方
・将来の目標・ビジョンを達成したい方
・人としての幅を広げたいと感じている方
・仕事の結果が出ないと悩んでいる方
・今の人生の充実感が感じられない方
・人間関係の問題を抱えている方
など現状に満足しておらず、今の状態に悩みがある方に最適なものになります。
どうしてコーチングが必要なの?
人はセルフトークといって頭の中で自問自答をし、自分の中でのアンサーを出すために一日に何百回もセルフトークをしています。
もちろんセルフトークの内容が主体的で上向きに進んでいる人であればコーチングはそこまで必要ないかもしれません。
ですが、自問自答をしているということは、自分への問いかけワードにも必ずその人自身の思考の癖があるわけです。
極端話、変わりたいと心から思っていたとしても、かなりネガティブな思考を持っていると、「これはどうやってもできないよね?」「うん、できない」のようなことになります。結果、なにも行動に移せずに現状維持というようなことになります。
でもこれはセルフトークの話です。コーチングは対自分ではなく、対コーチでやります。普段自分で問いかけないような質問や、違う角度からの質問が来ることで、自身への心のアプローチが変わります。
先ほどの例を挙げると、「これはどうやってもできないよね?」というようなネガティブな自分への問いかけだったのが、
「どうやったらできるだろう?」のようにポジティブな問いかけに変わるわけです。
また自身の成功体験や環境などから本当はどんなことを自分が大切にしているのかというような心内に隠れている気持ちや考え方に気づくことが出来ます。
コーチングをすることで自分を見つめなおす、客観視する時間が増えます。
つまり、自分では気づいていない、普段見えていない隠れた自分の姿や考え方・気持ちに気づき、あなた自身の可能性を最大限広げていくためにコーチングは必要になってきます。(※これはあくまで私の考えです)
まとめ
コーチングとは相手に寄り添い、教えるのではなく聴くことで自身で答えを見つけていくための
一つのコミュニケーションスキルです。
時にはティーチングも必要ですが、相手の状況に応じて使い分けが必要になります。
自分の中に葛藤や悩みがあるけど、いまいち自分でどうしたらいいかがわからない。
そういう今の自分を変えたいと、前に進もうと思っている方には非常に有効なものとなります。
また仕事における部下への悩みや、育児の悩みの改善にも役に立つものです。
今回の話の内容に1つでも「あ、これ私だ!」と感じた方はもし知り合いにコーチがいるのなら一度コーチングを受けてみるといいかもしれません!
お読みいただきましてありがとうございました。