就活生・転職者必読!やりたいことを見つける方法

やりたいことが見つからない。そんな風に思って就活にいまいち身が入らなかったり、転職したいけど行動に移せずに現職を続けている人は少なくないでしょう。
周りに活動的に動けている人はいますか?その人たちがなぜそんなにも活動的に行動しているのでしょうか。
きっと気になってその人たちに聞いたことがあるはず。
「どうしてそんなに行動できるの?」と。
おそらくそのひとたちに 共通するのは「自分のやりたいこと」がハッキリしていること。
そんな時「私はやりたいことが特にない」「やりたいことが自分自身よくわからない」。だから動けていないんだと思っていませんか?
今回はそんなやりたいことが見つからない人のために自分を知るための方法をお伝えしましょう!
目次
- ○ 自分自身を知る方法
- ・意識的にセルフトークを行う
- ・未来をイメージする
- ・コーチングを受ける
- ○ まとめ
自分自身を知る方法
人は自分のことは自分が一番理解していると思っています。ですが本当にそうでしょうか。
おそらく頭の中では抽象度の高い状態で自己理解が出来ているとは思います。
ですが、それを深堀りした時にパッと答えられる人は多くはないでしょう。
例えば講演会に参加していたとして、
A:「あなたの今の感情はどんな感情を抱いてますか」と聞かれたときに
B:「楽しいという感情があります」と答えたとします。
↓
A:「今この場のどんなことに楽しいと感じていますか?」と聞かれたら?
B:「新しい知識を得られているから」
↓
A:「なぜ新しい知識を得られるとあなたは楽しいと感じるんでしょうか」
B:「・・・、自分が成長できていると実感できるから」
これはあくまで例ですが、最初の質問の段階で
「新しい知識を得られることで自分の成長を実感できるから楽しい」
と答えられる人はなかなかいないでしょう。
これが当たり前なのですが、このように深堀りをして初めて自分はこんな風に考えていたんだと自己理解することができます。というか自己理解が深まります。
その自己理解を深めるための方法はちゃんとあります。
・意識的にセルフトークを行う
・未来をイメージする
・コーチングを受ける
この3つの視点からそれぞれ詳しく見ていきましょう!
意識的にセルフトークを行う
セルフトークとは自分自身の中での会話のことです。
人は一日に何度も何度もセルフトークを行い、セルフトークの中ででた自分の答えをもとに行動の選択をとります。
嫌だなと感じることをしているとき、実はそれすらも自身が選んだ行動。
なぜその行動をとったのか、その選択を深掘りすると答えが見えてきます。
ですが、このセルフトークのほとんどが無意識の中で行われています。
だからなんとなくで理解をして、自身で納得いっていないのに行動していることが多いです。結果不満に繋がったり。。。
そこで意識的にセルフトークを行うことが必要になります。
ここで言う意識的にというのは、普段の日常の選択の中のことではなく、自分と向き合う時間を作り、自己理解を深めるということ。
就活を例にお話ししましょう。
就活をスタートするとき、まずワークシートを通して自分の長所や短所などを書くという自分と向き合う時間から始まりますよね。
ですがやり始めたいいものの思ったより時間がかかり、なかなか前に進まなかったという経験はないでしょうか。
その理由はシンプルで自分のことを意外と理解できていないから。つまり自分と向き合う時間を取れていないからなんです。
逆にここでスラスラ進んでいく人は、たくさん自分と向き合い、自分の本当の気持ちを知っている人です。
私は正直かなり時間がかかりました💦
ですがここでかかる時間というのは決して悪いものではありません。
むしろ人生を左右する大切な時間です。
なぜなら歳を重ね多くの現実が見えてくると「私は本当はこれをやりたいけど無理だ」などと理想や夢を捨て、本当の自分の気持ちに蓋をして隠してしまいます。
その気持ちを隠した、というか気づかないふりをして私はこれをやると無理くり気持ちを決めるケースが多々あります。
なので、この時間は今まで向き合ってこなかった本当の自分を知り、向き合う大切な機会です。
早く就職したい、転職したいという焦る気持ちは一度置き、新しい道を切り開くためにも、自分が本当はどんな人生を望んでいるのか自らの声を聴く時間を意識的にとり、自己理解を深めていきましょう!
未来をイメージする
ビジョンメイキングって言葉はご存じでしょうか。
ビジョンメイキングとは、自分の未来像を細かくイメージして理想の自分像を作り上げること。
例えば
「3年後に達成した結果や年収」
「3年後どんな1日を過ごしているか?」
「3年後自分はどんな人だと言われているか」など
自分がこうなっていたい理想像を作っていくものになります。
よく小学校や中学校で10年後の自分はどうなっていますか?などと未来の自分を考える時間が設けられましたよね。
思いつかない人は自分が何年後こんな風になっていたいとか、こんな風になりたいとかでもいいですよ!って。
幼いころからどこかしらで自分はこうなってみたいとか未来像に触れる機会がありました。
ただ学校だと発表試合といけないから恥ずかしくてかけなかったり、基本的に「どうなっていますか?」という決めつけのお題が多く、その妥協策として「こんな風になりたい」とかでもいいよと。
決めつけで言われてしまうと、その言葉に縛られて自由な発想がしにくくなってしまうので「こんな風になれたらな」とかラフな感じで未来をイメージするのがポイントです。
何年後こんな自分になっててこんな生活を送っていたい。
少しずつ未来がイメージできて来たらあとはそれを実現させるために何を達成しないといけないのかを考え行動するのみ。
「目的→目標→タスク」
このように抽象度の高いものを見える化していきます。
成り行きで自分の未来を作り上げていくのではなく、未来の自分を今の自分が意識的に作り上げていくのです。
現実的に考えるのではなく、本当になりたい自分未来像を想像することがポイントです。
そうすれば自分は本当に何がしたいのかが視えてくると思います!
コーチングを受ける
コーチングは相手が持っている答えを導き出すもの。
コーチングのセッションではクライアントの目標や悩みに対して耳を傾け、その解決に向けて足並みをそろえてサポートします。
今、世界中の優れた経営者もみなさん1人必ずコーチを付けていると言われています。
意識的にセルフトークを行ったり、ビジョンメイキングをすること自体はシンプルですが、一人で行うとどうしても自分の主観が入ってしまい、思考が傾いてしまいます。
そこで客観的な立場のコーチがいつもの違う角度から入ることで、今まで見えなかったものや蓋をしていた本当の気持ちに気づくことも可能です。
就活や転職をする際に、自分で考えすぎて躓いてしまう方が多く、結果妥協をして入社し、やっぱり違うと転職につながるケースがあります。
私もそうでした。
もっと就活の時に自分の本当の気持ちを理解していればと思ったことがあります。
まだ日本での認知度は低いものの少しずつ広まってきているのがコーチング。
私自身コーチングを経て、自己理解を深める事で自分に対しての自信繋がりました。
人からの教えではなく自分の考えを大切に進む。
それが自分の輝かしい未来に繋がるはずです。
コーチングはそんな風に自己理解を深めて様々な部分の解決に役立つものです。
自分自身がわからないという方やもっと深めたいと思ったら一度コーチングを受けてみるといいかもしれません。
まとめ
やりたいことが見つからない。本当は見つからないのではなく知らない。
人は無意識に考えていることを意識的に考えることでその自分の考えの根本にたどり着けます。
セルフトークやコーチング。自身の深い本当の気持ちを知る機会を作ることで自らが進んでいきたい未来の道が視えてきます。
無理やり答えを出すのではく、時間をかけて自身と向き合う。
この時間は自分の財産であ、道しるべです。
自分が本当にやりたいことを知らない方は是非、自分と向き合う時間をとってみましょう!