苦手を克服!!心のブレーキを外す方法

苦手な事って誰しもがありますよね。私もあります。
人前に出て発表することだったり、試合の緊張感が得意じゃなかったり。
人それぞれ苦手なことは違うけれども、その苦手を克服できたらいいなと感じる事は沢山あると思います。
本当はこうなりたい!こうしたい!って思うけれど苦手意識が出て、心のブレーキがかかり立ち止まってしまう。
本当はこうしたいのに。。。
そもそもその「苦手」ってなんで苦手なんでしょうか。
苦手の根本を探りながら、心の中にある苦手を克服するための方法をこれから紐解いていきましょう!
目次
- ○ 今すぐできる苦手を克服するための3つの方法
- ・原因を知る
- ・実体験を振り返る
- ・ワードチェンジ
- ○ まとめ
今すぐできる苦手を克服するための3つの方法
冒頭でも触れたように誰しもが「苦手」だと感じるものが1つや2つありますよね。
その苦手を克服するためにはそこから目をそらすことなく向き合う必要があります。
でもその向き合い方がわからなかったり、向き合おうと思っても一歩踏み出せなかったり。
結果いろんな場面で悩んだり、自分自身が嫌になったりすることもあると思います。
そんな苦手を克服するための方法はこのようなものがあります。
・原因を知る
・実体験を振り返る
・ワードチェンジ
今回はこの3点から見ていきましょう!
原因を知る
考えながら読んでみてください。
私の過去の苦手を例で取り上げていきます。
Q.まずあなたが「苦手」だと思っているものを1つ思い浮かべてみましょう。
この苦手には必ず苦手になった、あるいは苦手だと思っている原因があります。
この原因を抽象度の高いままにしておくと克服にはつながりません。
なのでなぜそれが自分にとって苦手だと思うのかを見える化する必要があります。
A.人前にでて発言することが苦手
Q.その苦手な原因を一つ探ってみましょう。
原因は人によって様々ですが、例えば実際に失敗したとか、小さい頃から親に「〇君は本番によわいタイプだからね」と言われたことによる思い込みが原因だったりします。
そもそもなぜ苦手だと感じるようになったかを知ることは克服の第一歩になります。
A.実際に人前で発表したときに自分の話を聴かれていない感じがして苦手だと思うようになった。
Q.本当にその真実は100%真実ですか?
実際にその苦手だと認識した場面を思い返してみると、質疑応答の時間で話を聴いてないとわからないような質問がありました。
ということは少なくともその人は自分の話を聴いてくれていたわけで、、、
その聴いてないように感じるということは100%の真実ではなかったということです。
むしろ話の最中にうなずいている人もいました。
実際に聴いていないかどうかはわからないのに、私自身が聴いてないように感じる人ばかりに目が行ってしまい、聴いてもらえていないと勝手に思い込み、その結果、発表が苦手だと思い込んでいたことに繋がりました。
A.たぶん100%ではなくて、実際は50%ぐらいが真実かもしれない。
誰かに言われたその一言を気にして、結果その場面に遭遇した時にたまたま失敗をして、私はやっぱりここが苦手なんだと思い込むケースはよくあります。
すぐに苦手を克服できるというわけではありませんが、少しずつ原因を深堀してその真実を確かめて成功場面に目を向けることで、克服に少しずつ近づいていけるようになります!
まずは苦手の原因を見える化してみましょう。
実体験を振り返る
実体験を振り返ることは非常に重要です。
苦手は過去の失敗体験から生まれます。
「実際に思うようにプレーできなくて負けてしまった」とか、「人前で発言した時に噛んでしまい笑われて苦手になった」とか。
その失敗した時の印象が脳に強く残ったままで、その失敗体験ばかりに目がいってしまうことが苦手につながっています。
ということは苦手を克服するためは、同じ状況での成功体験があることが大切になります。
正直この成功体験がなければ頭では理解していても体が反射的にマイナス反応を起こします。
ってことは荒療治で何度も何度もその状況に立ち向かう必要があるということでしょうか。。。
いえ、実際はそんな荒療治をする必要はありません。
まず苦手というのは意識の問題なので、見る視点や捉え方を変えれば楽になるケースが多くあります。
苦手だと思っていることがあるとして、その苦手だと感じている場面を思い返してみてください。
いつもはそこで苦手ばかりに意識が向いているので、視点を変えてその状況でもどんなに小さなことでもできている自分がいないか探してみましょう。
例えば、人前で話すことが苦手だと思っていたとして、振り返って苦手だけ「ど最後までちゃんと話すことができた!」とか「前を向いて話すことが出来たとか」。
ネガティブではなく、ポジティブな視点でまずは視てみる。
すると苦手だと感じているだけで、実際は出来ていることが自分が思っているよりも多くあったりします。
この出来たという小さな成功体験を認識することが重要ポイントです。
捉え方を変えて視点を変えれば同じ状況でも変わってきます。
日本人は謙虚でひたむきな姿勢を大事にしますが、謙虚であることは自分を厳しく見るというイコールにはなりません。
出来ていることがあれば素直に自分自身を認めてあげることは苦手を克服するうえでも非常に大切になってきます。
ワードチェンジ
ワードチェンジとは、その言葉の通り、言葉を言い換えることです。
普段使う言葉には人それぞれ癖があります。
2択で行くと、ポジティブな思考の人は日常から前向きな言葉を使います。
逆にネガティブな思考の人は、後ろ向きな言葉を発します。
これはそれぞれが今まで育ってきた環境に大きく左右されるので仕方のないことなので、何がいい悪いということではありません。
その人自身の思考によって言葉(ワード)に癖があるということを認識しましょう。
ワードチェンジというのは、普段使う言葉を言い換えること。
普段から「これは苦手だ」「これは多分できない」とかネガティブな言葉を使っている方。
その言葉を意識できるときだけでもいいので、「どうしたら苦手じゃなくなるのか」「どうしたらできるか」などネガティブな思考による言葉をポジティブワードに変換してみましょう。
人は自分が発した言葉通りの行動をします。
仮に本来であればできるはずなのに、自分でできないと言っていれば本当にできなくなります。
言葉が人の行動を作っているといってもおかしくはないでしょう。
普段の自分がどんな思考でどんな言葉をよく使っているか一度振り返ってみるといいでしょう。
そこで見えてきたものがあれば、ワードチェンジを行ってみましょう。
これを続ければ思考の癖が変わり、苦手の克服に限らず、生活の様々なところで役に立つと思います!!
まとめ
苦手は実体験はもちろん、思い込みからくるものです。
苦手を克服するためには思考の癖や意識・捉え方を変える必要があります。
今回紹介したのは3つ
1・原因を知ること
なぜ苦手なのか、なんで苦手になったのかがわからなければゴールへの糸口が見えないままぐるぐる回るだけになります。
根本を知るということは克服へのステップ1として捉えましょう!
2・実体験を振り返る
失敗による体験が苦手へと結びつけられます。
ですが、その取り組んだ時間すべての時間で失敗したかと言われたらそうではないはず。
失敗したのは取り組んだ時間のほんの一部のはず。
失敗ばかりに目を向けるのではなく、出来ている成功体験に目を向けること。
そしてその成功を認めてあげることも必要になってきます。
3・ワードチェンジ
普段自分たちが使っている言葉には癖があります。
自分がどんな思考で、どんな言葉の癖があるかを見つける。
それがネガティブなものであればポジティブに変えてみる。
最初は意識的に取り組む必要があるので、焦らず少しずつ気づいたときにワードチェンジを行ってみましょう!
今回はこの苦手を克服するための基礎部分を紹介しました。
苦手を好きに変えられるように自分と向き合ってみましょう!