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転職を繰り返した私が出した幸せな答え

コーチング

今の時代、終身雇用がなくなり、また最低3年は働いた方がいいという考えが薄れてきた中で、転職に悩む人は多いように感じます。

私の周りの半分以上が現職に満足しておらず、様々な要因を含めて転職に踏み出そうかと悩んでいる人がいます。

ですが、実際その転職に悩む人のほとんどが現職にとどまったまま、なんだかんだ今の仕事には慣れているからと1歩を踏み出せずに居る人は少ないです。

そこで今回は転職を繰り返した私が何を思って今こうして仕事をしているのか、実体験や想いをベースに書いていこうと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

目次

転職を繰り返した私

転職

プロフィールにも簡単に記載しておりますが、実はこの仕事を始めるまでに何度か転職をしており、転職を繰り返す中で自分がやりたい、成し遂げたいものが見えたので今この仕事をしております。

基本的に人と関わることが好きな私にとっては、自分自身向いているなと感じますし、もっと多くの方と知り合いサポートが出来ればと思ってます。

これはきれいごととかではなく本気で。

自分が相手に対してどれだけのことが出来るかはわかりませんが、私が関わることでほんの少しでもいい影響を与えられれば嬉しいですし、それが私の幸せの一つです。

正直このように考えられるようになったのは間違いなく転職をしたことが大きいでしょう。

おそらく転職をしていなければ、こんな風にブログを書くこともなかったですし、自分の幸せがどんなところにあるのかも見つかっていなかったと思います。

前置きは長くなりそうなのでここらへんで本題に入っていきます。

最初の仕事

農業

一番最初の仕事は今とは全く関係のない農業系の仕事をしていました。

割と特殊な仕事で、農業をあまり知らない方からするとイメージのわきにくい仕事です。

とはいえ営業の仕事だったので業界が違うだけで一般の営業と同じイメージで問題ないです。

元々この仕事に就いたのは高校生の時に農業学校に行っていたことがきっかけで。

大学では食品の勉強をしていましたが、いまいち自分の中ではピンときていませんでした。

そんな中で就活が始まり、自分は何がしたいのかわからなかったので自分なりに自己分析をして、高校生の時に農業にやりがいを感じていたことを思い出して、「ヨシ!農業関連の仕事に就こう」ということで色々探して最初の職場に就職。


実際に就職し仕事をするようになってからは自分としてはそこまで会社に対してのギャップはなく、自分で言うのもなんですが、向上心を高く持って仕事をしていました。

ただどんな人間でもほとんどの人が一度は嫌だなって思う時があるとおもいます。 

私にもそれがあって、原因はよくある業務量への不満、あとはサポートしている先輩に対しての不満で。。。


その時に初めて他の先輩と転職の話をしました。

ですが、正直その時期は不満はあったものの、辞めたいとまでは思っていなかったので転職サイトに登録してみたものの全く見ていませんでした。

というのも自分の中でただ嫌だからという気持ちだけでやめようとすることは絶対にしたくなかったからです。

ただこの時から感じていた大きな違和感というのが不満とは別であって、会社の飲み会や先輩たちとの話で「この仕事が楽しい」という話題は全くなく「早く辞めたい」や愚痴ばかりの環境に自分としては非常に違和感があり、、、

何よりそこに一緒にいる自分が一番嫌でした。



転職のきっかけ

可能性

ではなぜ最終的に転職をしたのかというお話なんですが、、、

私は本を読むことが好きで主にビジネス書を当時からよく読んでいました。

なので読む本がなくなれば定期的に本を買いに。

普段はビジネス書ばかりで小説は全く読まないんですが、ある時表紙に一目ぼれした1冊の小説に出会いました。

ある時というのが嫌だなって思っていた時期です。

気づいたらその小説を手に取っていてお会計を。

その小説の内容というのが「終活」をテーマにしたもの。

この本を読み終えたときに感じたこと。

それが「人生は一度きりであるということ。」「死が訪れたときに少しでも後悔をなくしたい」と強く感じ、胸が熱くなりました。

嫌な時期も重なっていたこともありますが、自分の人生のこれからを考えたときに本当にこのままでいいのか?ということをひたすら考えました。

そこで出た一つの答えが転職をするという答え。

自身の捉え方の問題ですが、嫌だからやめるという辞め方は絶対にしたくなかったので、自分がやりたいことを見つけて次のステップに進もうと。

そうして自分の中でスポーツトレーナーになるという答えが見つかったので転職を決意しました。

この自分と向き合うということをして気づいたことがあって、就活をしていた時の自分の気持ちは本当の気持ちではなかったということ。

就職しないとというプレッシャーから、自分の夢に蓋をして、就活用の答えを出し、自分に言い聞かせていたこと。

ここに早い段階で気づけたことは自分にとってはよかったと思ってます。


あともう一つ転職を決めたきっかけがありまして、、、

通っていたジムの代表の働き方やそこに通う会員さんの仕事を通じた世の中に対する熱量がすさまじく、純粋にかっこいい。そう思ったからです。

私にはそこまで熱くなれるものがなく、また将来を見据えてリスクを背負って行動することが出来ていませんでした。

私も何自分自身や他人に熱くなれるものが欲しい、一度きりの人生で失敗覚悟でリスクを背負って行動してみたいと心から感じて転職を。

これがもう一つの理由です。

トレーナーになるために

トレーナー

さて転職を決めたもののトレーナーの知識が全くない自分にとっては未知の世界で、仕事を探しても経験者しか雇っていないというのが現状でした。

なのでまずは勉強する必要があると気づきすぐに、トレーナー育成スクールに電話し通うことに。

スポーツを行う上で、スタートラインに立つためにももちろん練習が必要で、道具がなければスタートラインに立つことが出来ない。

これは仕事も同じで、転職するにあたって専門職の未経験というのは企業側からすれば全く需要がありません。

なので当時の自分はそのような状況だったのでスクールで勉強をするという選択を取りました。


そしてただ学ぶだけでは人は忘れてしまう。その学んだことをアウトプットする必要があると感じ、アウトプットできる仕事を探して毎週浜松から東京に通い転職活動をしてました。


行きついた仕事先が女性専用のキックボクシングジムです。

ガチジムではなくキックボクササイズのフィットネスジムなので、身体のことを指導・アウトプットするにはベストだと思いそこに。

未経験で雇ってもらえたことは非常に有難かったです。

そこで今でもお付き合いのある最高の上司に出会うことが出来そこでスクールに通いながら自分にとっては最高の環境でインプット・アウトプットの毎日を繰り返していました。

なぜトレーナーを選んだか

セルフイメージ

そもそもなぜスポーツトレーナーになろうと思ったのかというところですが、

私は3歳ぐらいから体操教室に通ったりサッカーを習ったり、中学から大学までソフトテニスをやっており、今はキックボクシングをやっています。

幼いころからスポーツに囲まれて育ってきた自分にとってスポーツは人を成長させたり、人格を形成していく部分で非常に大切なものだと感じていました。

自分を成長させてくれたスポーツに少しでも貢献したい。

実際問題今の子供たちは自分の時代と比べ外で遊ぶ習慣が少なくなってきている。

スマホができ視線をずっと下げたまま生活している。

遊べる場所もどんどん減らされていってる中で体を動かすという習慣自体が減少傾向にある。

体を動かさなくなるということは体の動かし方、運動神経の向上につながらないということ。

=スポーツのレベルが下がってしまう。

こんな状況でこのまま時代が進めば将来の日本を背負う子供たちは狭い世界で育ち、日本のスポーツ業界の衰退につながると当時考えてました。

またスポーツを習っていてもちゃんと指導をしてくれる人がいない。技術ばかりで体の使い方を教える人は少ない。

こんな状況ではよりスポーツの楽しみを理解することなくただこなして時間が過ぎていくだけ。

そんな思いがあふれて、道具を売ったるとかではなく、自分の力で選手や子供たちの成長に携わりたいと強く思いトレーナーを選びました。

現場に出て

トレーニング

トレーナー育成のスクールも卒業し、自分の中でタイミングが来たときに2つ目の仕事のキックボクシングジムを退社し、フリーランスという形で仕事を始めました。

会社に属しているわけではないので、人を集めるためにトレーニング提供以外のことも取り組み試行錯誤の毎日でした。

子供の現場では、子供の成長を身近に感じます。

そのため成長する子供たちに対して自分が止まったままでは話になりません。

常に子供たちにも自分が成長させてもらっているという学びが大きく、大変でしたが楽しく仕事が出来ました。

同時に難しいさも。それは伝え方という部分。

子供に専門チックに話しても伝わることはありません。

自分の頭の中にある知識を細かくかみ砕き、子供たちに合わせて伝えること。

大人は過去の経験から理解度が早く、ストレートに物を伝えれば大抵のことは伝わります。

ですが、子供はそうではない。ストレートに伝えてもわからない。純粋だからわからないことはわからないというし、疑問に思えば聴いてくる。

相手のレベルに合わせた言葉の選び方や表現し方は非常に難しいなと思いました。

また子供たちにとって大切な事は、その行為が楽しいか楽しくないか。

大変なトレーニングでも楽しい要素があればやるし、なければやりたがらない。

ここがまた面白く、言葉だけでなく、トレーニングも言葉のようにかみ砕く必要があったんだという発見もありました。

現場に出て、実際に指導してみないとわからない部分というのはこういう部分もあるんだなとリアルタイムで勉強することが出来て、転職してから色々自分なりにもがいた甲斐があったなの思いました。





予想外の展開

自己分析

トレーナーとして現場に出て試行錯誤の毎日を繰り返していましたが、予想外なことが起きました。

それは昨年から流行しているコロナ。

このコロナの影響によって業務委託で仕事をしていた私は現場から離れることになりました。

要は解雇ですね。

この出来事で状況はがらりと変わり、生活がかなり厳しくなりました。

最初はかなりショックでしたがそうも言ってられませんでした。

何かできないか、何かできないか。今の自分にどんなことが出来るのか。

そしてこのままでは終わらないように、常に自分の未来を見据えたうえでたくさん考えました。

正直この時期は苦しく、コロナのせいだと思った時も一瞬ありましたが、むしろこの機会で大切な事や自分と向き合う時間をたくさん作ることが出来て最終的にはよかったなと思ってます。

意志

そしてこのコロナ渦で導いた答えがこのメンタルとトレーニングということなんですが、、

メンタルという部分に答えが行きついたのにも理由があります。

それが子供たちの指導をする中である一つの疑問が自分の中に生まれたことがきっかけでした。

子供たちにトレーニングを教えていた時、トレーニングしに来ているのにトレーニングをやりたがらない子がいました。

子供たちが習い事をするときの判断材料というのが、自分でやりたいというか、親がやらせた方がいいと思ってやらせているという2つの材料があります。

トレーニングの場合、例えばサッカーがうまくなりたいから自分で通いたいと言うか、子供の活躍を親が見たいからいいものは取り入れてみるということ。

私の考えでは、トレーニングとは当人の意思がどこにあるかで全く同じトレーニングをしても効果は変わってくると考えてます。

心と身体。心が整えば身体は動き、身体が動けば心が整う。

本来は同時にアプローチできたに越したことはないです。

ですがわたしは、これからの時代を考えたときに、まずコミュニケーション機会が減るということ。

そして活動コミュニティが小さくなり、視野や思考が偏りやすくなるであろうという考えからこれからの人にとって大切な部分はまずメンタル部分だと。

コーチングという人に考える機会を与えて導いていくスキル、環境がより必要になっていくと思いコーチングを勉強し、今、このようにお仕事をさせてもらっています。


私の想い

メンタル

 私は人の将来、未来が少しでも輝かしいものになるためにほんの少しのお力添えをし、良い影響を与えられる人間でありたいと思ってます。

そのために活きていく大切な部分の『心』と『身体』の部分をそれぞれの面からサポートし、素敵なライフスタイルを送っていただけるように少しでも多くの方と携わっていきます。


こんな考えになったのは転職を繰り返し、その中で多くを学び、その学びをもとに自分と向き合う時間を沢山取ったからでしょう。

転職を進めるわけではなないですが、転職をするということは新たな世界に踏み出すこと。

最初の一歩は怖いかもしれませんが、その先には新たな学びがあり、成長できるチャンスがあります。

転職のたびにもがきまくった結果、そのたびに新しい考えや目標が出来、今は幸せだなと感じています。

人の喜びはもちろんですが、自分の成長を自分自身で感じ取れるようになったことが、今の私の幸せの答えです。

『物事の捉え方で見え方は大きく変わります』

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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