「意外とできない!?」感情を素直に受け止めるために大切な事

日々の生活の中で、感情があふれてくることは当たり前のことです。
「悲しいな」「つらいな」「楽しいな」とか。。。
この感情に対してあなたはどう向き合っていますか?
自分は全然大丈夫だと自分自身に言い聞かせたり。そんなことはないと自分を拒絶したり。
素直に受け止めることが出来る人もいればそうでない人もいるでしょう。
今回は自分を受け止めることが苦手な方に向けた、感情を受け入れるために大事にしたいについてです!
目次
- ○ 自分の感情を受け入れる
- ・否定をしない
- ・褒める
- ・受け入れる
- ・まとめ
自分の感情を受け入れる
自分の感情を受け入れる事は自分自身と向き合うということ。
自分を見ることが出来ない人には相手を見ることはなかなかできないでしょう。
抽象度がかなり高いですが、生物には心があります。
そして人間には考える力があります。
赤ちゃんや小さい子は泣きたいときは泣いて、笑いたいときはよく笑います。
感情の変化がすさまじいですよね!
素直に感情を受け入れ、まだ考える力が発達してないからそのまま表に出ているのでしょう。
ですが歳を重ね考える力が発達していくと、今の心の状態を素直に受け入れることがうまく出来ないことがあります。
考える力が身につけば今自分がこういう感情になれば周りにこういう影響が出てしまう!と考えてコントロールしてしまう。
コントロールすることは決して悪いことではないです。
ですがコントロールしすぎて息苦しさを感じている人もいると思います。
そこから解放されるために必要なことを一つ一つ見ていきましょう!
否定をしない
人は自分の弱い姿があったとき、自分で自分を責めたりすることがあります。
なにしてるんだ、ダメだな自分、とか。
こうやって自分を受け入れずに拒絶をしてしまうと心が小さくなり、自分に対してはもちろん、他人に対しても否定の対応を無意識にしてしまいます。
自分に厳しいことと自分を否定することは違います。
自分に厳しくすることは、自らが成長するために自身で追い込むことで、常に前を見ている姿勢がそこにはあります。
ですが否定は「自分はダメだ」とその場で立ち尽くし、前を見ようとしない、前を向けない姿勢です。
否定をすればするほど自分の心は荒んでいき、心の健康からは遠ざかります。
私たちの生活は健康な体と健康な心の2つがそろって初めて健康な状態と言えます。
どちらかが欠けていては意味がありません。
まずはつい癖で否定をしてしまっている自分がそこにいないか振り返ってみましょう!
もしそんな自分がいるのなら次のステップです。
褒める
ここでいう「否定」の反対「褒める」です。
「最近自分自身のことは褒めましたか?」
少し考えたら読み進めてください。
この褒めるという行動は意外とできていない人がいます。
しかも他人をほめるのではなく自分自身を褒めるということになるとなおさら。
人は成長するにつれてできなかったことが少しずつできるようになり、やがてできることが当たり前になっていきます。
そうすると、最初は周りから褒められていたことが、「出来て当たり前」という見方になり褒められる機会が格段に減ります。
ただ減ったから周りに褒められるようにもっと頑張ろう!という話ではありません。
自分のことを1番知っていて見てくれているのは誰でしょうか。
家族?友人?会社の同僚?
いいえ、違います。
いつだって自分のことをよく知っているのは「自分」です。
あのときこんな風に頑張ったとか、人が見ていないところでこんなことを取り組んだとか。
自分で「こうしたらいい」とか考えて行動しているのは自分。
人の心の本心や行動はその人自身にしか知りえないことです。
だとすれば「私」の心を理解して褒めることが出来るのは自分自身ですよね。
どんなに小さなことや今当たり前にやっていることでもいい。
やったという自分がいるなら「私はこれをやった!えらい!」って褒めてみましょう。
当たり前が増えて、そこに目を向けることをしないと自分の人生のハードルがどんどん高くなった行きます。
高くなればなるほど人生はハードになります。
当たり前や小さなことに目を向けて「褒める」ことで自然とハードルを下げります。
このハードルが低いと、日々あるたくさんのことで自分を褒めることもできれば、周りへの求めるハードルも下がるので人間関係も良好になります。
何より、否定をせずに褒めることで心が満たされ、ゆとりができ、日々の生活が楽しくなりますよ!
受け入れる
否定をしている自分。褒めることができる自分。どれもすべて自分自身です。
否定をすることがだめとか、褒めることが出来るのが正解とかではありません。
もし否定をしている自分がいるならその感情が自分にはあるんだということをしっかり受け止める。
そのうえで逆に視点を広げれば褒められる自分もいるんだということを確認してみる。
確認して気づくことが出来たらどんなに小さなことでも自分のことを褒めてみる。
「今日は早く起きれた!すごい」とか「ちゃんと勉強した!偉い!」とか。
日々の当たり前に目を向けてその行為を褒めてみるといいでしょう。
なんども言いますが、否定している自分がいるから自分はダメなんだと思う必要は一切ありません!
ただ1点しかみれていないとどうしても引っ張られます。
だから視点を広げて褒めることが出来る部分もたくさんあることを認識する。
褒めることがないと思うのなら自分が求めるハードルの高さを低く調整してみる。
出来なかった時のことを思い出して、スタートと今を比べてみる。
自分がどれだけ時間を費やして取り組んできたかが実感できるはず。
出来ないは0の状態。
これを1という出来るという状態にすることが何よりもハードルが高いはず。
そこを乗り越えている自分が今ここにいるんだからそれはとても凄いことです!
子供のころをたまには振り返ってみると良いかもしれませんね!
まとめ
人は大人になればなるほど、空気を読んだり、相手に気を遣ったりして、自分自身の気持ちや感情を閉じ込めようとしてしまいます。
ほんとは自分のことをもっと感じることが出来れば、素直な自分を出すことができるのに。
今の自分はダメだとか、こんな自分に嫌だって否定をしてしまう。
否定することが悪いことではありません。
でも否定をすればするほど息苦しくなります。
否定をするとき、人は1点しかみていません。
そこから解放されるためには、視点を広げること。
視点を広げて日々の当たり前に目を向ける。
どんなに小さなことでも、何かできた自分がいたら「凄い!」「よくやった」って褒めてみる。
出来ればそれを心の中で思うのではなくて、言葉にしたり、書き出してみる。
人の行動は自分の心や言葉に左右されます。
自分の心を素直に受け入れるためにも、まずは今の感情を受け止めたうえで、自身を目一杯褒めてみましょう!