「実は知らない!?」自分の本当の気持ちに気づくための心のトレーニング

自分のことは自分が一番わかっている。自分の心内を知っているのは自分だけ。
そのようなことをよく耳にしますがそれって100%本当なんでしょうか。
確かに他人が何を言おうと自分の心に秘めている気持ちは自分にしかわかりえないことでしょう。
でも本当に自分の本心を自分自身で分かっていますか?
本当は「こうしてみたい」とか「あれやってみたい」とか、心の片隅にしまい込んで見えないふりをしている自分はいませんか?
今回はそんな自分の気持ちに蓋をしたり、現状にいまいち満足していない方に知ってほしい、本当の自分を知る心のトレーニングについてお伝えします。
目次
本当の自分に気づくための心のトレーニング
私たち日本人は自信を表に出さず、謙虚にいることが美徳、みたいな風潮があります。
日本人の謙虚な姿勢は、謙虚というより自信の無さだったり、失敗した時の自分が責められないように保険をかけるような行為が多い。
自信があっても恥ずかしいからそれを表に出さないような時間を送っているから、だんだんとそれが染みついてしまう。
だから本当は「こうしたほうがいい」とかって自分の考えがあっても、恐れや恥などの感情が湧き出て上手く相手に伝えることができない人が多いように思えます。
つまり普段の生活の中で自分の考えを話さないような姿勢だと、だんだんと話せなくなり、知らない間に自分の本心に蓋をして気づけなくなっていくということです。
本心に蓋をすれば本当の自分を見失ってしまい、心のもやもやが溜まっていく。
でもそのもやもやの正体がわからないから行動に移せない。
そのもやもやの正体は「こうしたほうがいいのでは?」などという自分の本心すらも見えず、ただ自分の腑に落ちないまま過ぎ去っていくこと。
もどかしさみたいなものだと思います。
本来の自分はどんな姿で、どんな考えを持っているのか。
自分の本心を知っていくためのトレーニング方法をここから見ていきましょう!
やりたいことが見つからないなら楽しいと思うことを見つける
自分の本心は様々な観点から知ることが出来ます。
よくあるので、「自分のやりたいことをやる」です。
社会人になると自分で生計を立てて生活をするため、必要最低限の生活をするためにという考えがまず第一にあるでしょう。
会社員になれば安定した収入が入る。でも組織に属するということは会社のルールがあって、そこに従わなければなりません。
最初は良いかもしれませんが、段々と愚痴が多くなってきたりして仕事が嫌だと感じる人は少なくないはず。
そんなときにたどり着く考えが転職だと思います。
でもこの転職が意外と簡単にいかなくて、その大きな理由が「自分のやりたいことが見つからない」から。
おそらくその考えに至るのは「嫌だからやめた」「逃げた」という後ろめたさみたいなものを自分自身感じたくないし、周りにそう思われるのが嫌だから。
無意識のプライドみたいなものが邪魔するんです。私自身も正直その考えでした。
だから「やりたいことがあるから辞める」という自分にプラスとなるような状態にしてからじゃないと転職できないというのが大きなポイントでしょう。
でも実際はこの「やりたいものを見つける」ということですが、これは本当に自分の本心と向き合わないと出てこないですし、一人で考えているだけでは永遠と見つからないということもあるでしょう。
自分って何がやりたいんだろ。特技もないし、なんか思ってるより周りのものに興味がないし。。。
そこでやりたいことからはいったん離れて、自分が楽しい!と思うもの、瞬間にフォーカスしてみる。
○○をしていると楽しい!○○して〇になった瞬間が楽しい!とか。
やりたいことって結構ピンポイントな質問なので絞りにくいですが、楽しいという感情をもとに心を探ってみると意外といろんなことが出てきます。
まずはこの自分がどんなときに楽しいのかを見つけましょう!
今を振り返ってみる
楽しいと感じる瞬間がわかったら、今度は今の自分の環境下で楽しいと感じる瞬間はないか振り返ってみましょう。
人はどうしてもマイナスなことに目が行きがちで、そこに目が行き過ぎると引っ張られてしまい、本来の自分を見失ってしまいます。
ですから改めて自分が楽しいと感じる瞬間がどんな時か気づくことが出来たら、現状に当てはめて今を知ることが必要になります。
そうすることで本来自分がどんなことをしたいのか、目指してたのかが見えてきます。
失敗を恐れない
「失敗を恐れない」これって大人になればなるほど怖いなと感じることが多いと思います。
失敗をして周りからあの人は失敗したと思われることを恐れたり、失敗して恥ずかしい思いをするのが嫌だと感じて、結局行動にも移さないってことは沢山あるでしょう。
歳を重ねればたくさんの知識や経験がつくため、ある程度先の未来が見えてしまいます。
ここらへんぐらいまでしか行けないだろう。
だったら挑戦するだけ無駄だとおもって、本当はやってみたいけどやらないという選択肢をとる。
その気持ちはすごくわかります。
でもそこには自分の本音が隠されていて、自分の中で大切にしたい軸などがつまっています。
周りの環境や経験などを全く考えずに、自分の欲望のままに「これをしてみたい!」って思うものを思い浮かべて、その自分がどんなふうに時間を過ごしているか想像してみましょう!
想像して溢れ出てくる感情を忘れずに、大切にしましょう。
その感情が今の自分が一番求めている本来の自分ですよ!