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「気づきは最高のご褒美」質問で相手を成長させる方法

人が成長をするときはどんな時だと思いますか?またモチベーションがグググっと上がる時ってどんな瞬間でしょうか。

心の底から湧き上がるあの感情は人にとって素敵なもので、大切なものです。

人が成長をするうえでトリガーとなるものは、自分で気づいていない部分への気づきがあった時です。

その気づきの多くは他者からの質問、それも自分の予想の範囲外からのハッとするような質問によって生まれます。

日本人は質問することを苦手としますが、質問をするということは知りたいという興味の現れなので、なにも悪いことではありません。

今回は気づきと質問の2つの関係性を見ていきましょう!

目次

気づきが与える影響

コーチング

気づくことは知るということ。また再確認すること。

気づきがあると何が変わるのかということですが、大げさかもしれませんが人によっては世界が変わる場合もあります。

それぐらい気づくことでの自身への影響というものはすごいです。

なぜそこまで影響がでるのか。

一つずつ細かく見ていきましょう!



自分の心と身体がつながる

心で考えていることと、実際に起している行動がマッチしていないという経験は誰しもがあるはず。

これは単に自分の心内に気づいていないことが要因です。

本当はこうしたほうがいいと頭では理解しているが、言葉にしていない分なんとなくという認知の仕方で止まっている。

だから心と身体の歯車がうまくかみ合わないままとりあえず動いているという状態になります。


人は自らの主観で物事を見ているから自分の都合のいいように目の前のものを捕えてしまいます。

そうなることで周りの声や自分の声を冷静に受け止めずらくなります。

つまり自分1人で向き合っても、自分の考えがあるうえで自分に問いているため、もともと持っている主観を踏まえた答えにたどり着けるように誘導しているだけです。

ここまでが心と身体がリンクしていない状態。

では上手くリンクさせるためには何が必要かというと、それが「気づき」です。

この気づきは大抵他者からの質問によって生まれます。

他者からの質問は自分とは違う考え、捉え方を持った質問になるため、自分が考えていなかったような別視点で自分を見つめることが出来ます。

自分の考えていなかった部分に触れることが出来るため、その答えには気づきが生まれるケースがあります。

腑に落ちる

気づき

気づきというのは意外と単純な事だったりもします。

それでも気づけないときは全く気づきません。

でも実際、気づきというのは自分の周りに沢山落ちているものなんです。

それでも気づかないのは先ほども言いましたが人は自分の主観で物事を捉えるから。

なので目の前のことにいっぱいになりすぎて視野が狭くなる。一つのことしか見えなくなる。

そのせいで周りがいくら助言をしてもその助言は右から左に流れていくだけ。

なんとなくは理解できても腑に落ちないから正しいと感じても行動に移せないということになります。

この状態が解決されるのは自分の中に腑に落ちたとき。

もっと簡単に言うと、もともと答えは自分の中にもっていて、そこに気づたときに始めて腑に落ちるということになります。

その答え・気づきを知るための方法が他者からの質問になるのです。

質問をされる

質問をすれば相手は大抵のことは答えてくれます。

この答えには2つの種類があって、「すでに答えを持っている」即答できる答えと答えがわからないから「考える」即答できない答えがあります。

何が違うかというとすでに自分の腑に落ちているかどうか。

つまり日ごろからそのことを考えたりしており、自分の中でどうすればいいか答えを持っているものが即答できるもの。そうでないものが考えて出す答え。

ここでは後者の考えて出す答えに触れていきます。

即答できないということはその質問事項に対してあまり考えたことがない視点や内容だったりします。

考えてはいるもののまだ答えが見つかっていないものもあるでしょう。

ですがここで時間をかけて考えてみるというのは非常に重要で、仮に答えが出なかったとしても自分と向き合う時間が作られます。

時間がかかるということはそれだけ自分の中がはまる答えを探しているということなので、もしここで自分なりの答えを見つけることが出来たら、それはとても大きな気づきになるでしょう。

セルフトークでは自分の意志を尊重した質問が中心のため、気づきを得るのは容易ではありません。

おそらく毎回答えが同じになる可能性があります。

また自分一人でやるためめんどくさくなればやめることがすぐにできてしまい、こたえを見つけないまま中途半端に終わるということもあるでしょう。


ですが他者からの質問を受けることで、まず大前提相手に返答をするということがあるので途中でなげっ出すことは少なくなります。

そして自分の許容範囲を超えたところからのアプローチがあるため、新たな気づきが生まれるきっかけになりえます。


もし相手との会話の中ですぐに答えられないようなものがあれば時間をもらって考えてみましょう!




教えるよりも聴いてみる

自分が気づけていないことでも、第三者からすると「こうすればいいのに」とアドバイスをしたくなる瞬間があります。

だったら質問するよりもアドバイスが欲しいと思う方もいるでしょう。

ですが第三者からもらったアドバイスが正しかったとしても、自分自身がそこに納得しなければ行動が変わることはありません。

頭では理解できても心が追い付いてこなければ、わかっていても何も解決に繋がりません。

どんな時に解決されるかという話ですが、ここまででたくさん書いたように、自分自身の中に腑に落ちたときです。

人は誰しもが自分の中に答えを持っています。

ですがその答えを声にする機会・考える機会が少ないため自分の声に気づけていないのです。

自分と向き合い、自分なりの答えを表に出したときに、自分はこんな風に考えているんだと気づくことが出来て、行動意欲に繋がります。

第三者から言われたアドバイスと自分なりに出した答えが全く一緒だとしても本人に与える影響は異なります。

それは腑に落ちているかどうか。

もしあなたの近くに悩んでいる人がいるなら、アドバイスをするよりも相手に聴いてみることをすると良いかもしれません。



まとめ

コーチング

気づきの種は見えていないだけで自分の周りに沢山の落ちています。

そこに気づくためにはセルフトークだけでは限界があります。

自分の許容範囲の外側からアプローチされる必要があり、そのアプローチ方法が第三者からの質問。

人は自分の腑に落ちなければどんなに正しいことでも行動に移せません。

頭で理解していてもです。

常に答えは自分自身が持っていて、自分の深層部分に触れることが出来たときにはじめて気づきを得ます。

そこに触れるためには第三者の力も必要になってくるのです。

誰かと話していて、話しながらハッとする瞬間があったらそれは最高の気づきですよ!

そしてそれがあなたの成長を加速させる材料になるかもしれません。

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